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2019年03月26日

「上手な歌」から「癒しの歌声」へ~ボイスエンライトメント体験記

ブログ ボイスエンライトメント

ボイスエンライトメントのメソッドは、声楽のトレーニングを積んできた人よりはじめてボイトレを受けるような人の方が抵抗がなく受け入れられるようです。
従来のトレーニングは、意識の世界を主に相手にし、その世界で積み上げていくものですが、ボイスエンライトメントは無意識の世界を相手にするものであって、アプローチが全然違うからです。

抵抗があるというだけでなく、かつてのわたしのように、積み上げてきたものを手放していく大変な作業もあるため、場合によっては「はじめて歌のレッスンを受ける」という人よりも体得するのに時間がかかることもあるのです。

今回レッスン体験記を書いてくださった中井ひささんは、意識の世界で長年声楽のトレーニングや演奏経験を積んできたところから、わたしと共に歌を通じて無意識の深い深い世界へと旅をしてくれている希少な仲間です。

先日の発表会で「世界の約束」で久々にひさちゃんのソロを聞きましたが、
もともと歌は上手ですが、そこにさらに優しさや自然体、深さ、広がりなどが加わって、会場がひさちゃんの歌声でとても心地よい癒しの波動に変わっていくのがわかりました!!

そんなひさちゃんのレッスン体験記はこちら
↓↓↓

「きれいな声で歌わねば」
「音程を正確に歌わねば」
「リズムを正確に刻まねば」
たくさんの「ねば」にとらわれて、出る声も出なくなる。
宍倉さんのブログを読んでいる方はきっと真面目で繊細な人が多いので、そんな経験をされた方が多いのではないでしょうか?
かく言うわたしも「真面目で繊細な」一人で、すぐガチガチになってしまいます。

小さい頃から歌うことが大好きでしたが、歌おうとしても怖くて歌えなくなってしまった経験もありました。

わたしは20代後半になって初めて声楽のレッスンを受けたのですが、先生や機会に恵まれプロの合唱団に入団することができました。
今から15年ほど前のことで、これがわたしと宍倉さんの出会いでもあります。

それまでは個人レッスンを受けていただけでしたが、先生方には「音大出てる子よりうまい」とか「こんな難曲を歌える子はそんなにいない」とか氣持ちよくさせて頂いて、調子に乗ってたんですね。

いざ合唱団に入ってみたらそれこそ宍倉さんのような音大出の中でも優秀な人ばかりで、歌う曲も今まで歌ったことのないような難しい曲。場違いなところに入ってしまったと氣づいたときは遅かった!どんどん殻に閉じこもり、練習に行っても怖くて怖くて声が出ない。

1年頑張ったところで持病も悪化して、休団することにしました。

それでもまたなんとか氣持ちを立て直し、なんとかうまくなりたくて、団内の先輩のレッスンを受けたり、友達と早く行って練習したりして、10年頑張りました。でもやはり「自分は下手なんだ」という思いを払拭することはできず、10年間でのびのびと歌えたことはありませんでした。

そしてちょうど合唱団をやめた頃に、先にやめていた宍倉さんに再会することに。
歌のレッスンが始まるのはもう少し後ですが、宍倉さんとの再会がわたしのターニングポイントとなりました。

合唱団をやめた後も声楽のレッスンは続けていましたが、やはり声楽の発声を體得することは難しく感じ、何かが違う、わたしには無理だ、始めるのが10年遅かった、という思いがぐるぐる回り、そのレッスンも行かなくなってしまいました。

そんなときに宍倉さんがこれまで分けて考えていたという心理カウンセリングと歌を融合させたセッションを始めると聞いて、「しっしーのレッスンなら今までとは違う感覚を得られるかも!」と参加しました。

開始当初から、今までの固定概念にとらわれず自由に楽に楽しく歌わせてもらうことができました。
宍倉さんのレッスンを受けるようになってから、「癒しの歌声」「うっとりする」などの声を多く頂くようになり、海外の方から「lovely voice(美しい声)」と言って頂いたこともあります。

しかし、宍倉さんのレッスンもこの数年間でさらに進化し、現在開催されているボイスエンライトメントは宍倉さんがこれまでに得た様々な学びを融合させた一つの完成形になっていると思います。

ボイスエンライトメントでは実際に声を出して歌う時間は一般のボイストレーニングなどに比べて格段に少ないと思います。そのほとんどの時間を自分の體を感じることに費やします。

しかし、この自分の體を感じること無しに歌を歌うことは実はできません。
繊細に繊細に自分の體を感じ、體の中に声が響くことを感じていく。
従来のレッスンに比べてとても静かで地味に見えるかもしれません。けれど、これがとても有効なのです。

皆さんは自分の声が體に響くことを感じたことはあるでしょうか。
わたしは胸や背中、顔などに響くのは感じられていましたが、先日のセッションで自分の声が骨盤まで響く感覚を初めて感じることができました。20年間歌を学んできて、初めての感覚でした。

宍倉さんが提唱している、声がよく響くポジションを刻一刻探しながら體を自由に動かして歌う通称「皿回し唱法」は繊細な感覚があれば誰でも楽に歌える歌い方であり、逆に言えば自分を繊細に感じる感覚を養っていくことができるエクササイズでもあります。

であればこそ、歌や声のワークに興味がある方はもとより、自分を知りたい方、そして解決したい悩みや問題がある方にも、ボイスエンライトメントを一度受けてみて頂きたいと思います。

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そんな中井ひささんの癒しの歌が聞けるイベントが、なんと!横浜であります。
お近くの方、ぜひひさちゃんのヒーリングボイスを浴びにいってくださいませ!!
↓↓↓

一昨年永眠した我が家の愛犬リオからもらった思いを歌に乗せて、皆さんとシェアしたいと思います。
短頭種(鼻ぺちゃの子)の保護活動をされている「ふがふがれすきゅー」さんという団体様にもお越し頂き、ミニ譲渡会も行います。
ワンコとお別れした経験のある方、現在ワンコと共に暮らしている方、これからワンコと暮らしてみたい方、そのほかどなたでも(ワンコが苦手でなければ)、歌やお話を楽しんで頂けると思います。ぜひお越しください。

【日時】4月14日(日)13時45分オープン16時頃まで 出入り自由
【場所】横浜市中区相生町2-52
泰生ポーチフロント

入場無料ですが、投げ銭ライブや保護団体様への寄付のご協力を頂ければ幸いです。



 

※明日、ボイスエンライトメント吹田グループレッスンのお知らせはこちら
夜の部がまだまだ人数いけます!

福利厚生倶楽部(国内役8650社の企業・公務団体の福利厚生サービス)と業務提携しています。
福利厚生倶楽部会員の皆様はぜひご利用ください。
「クオレヴォーチェ」で検索してみてくださいね!


 
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