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2019年09月30日

個性を出すvs声を合わせる

トーションハーモニッククワイア ブログ


コーラスのだいご味はハーモニーです。
みんなの声が一つになって美しいハーモニーが生まれたときは、本当に気持ちがよいものです。

合唱の指導では、よいハーモニーを作るために、
「お互いの声をよく聞き合って!」「声を揃えましょう」といって、飛び出すような個性的な声を抑制するような指導をすることがあります。
私もかつてはそのような指導をしていた一人です。

でも、最近はそのような教え方をすることがなくなりました。

ボイスエンライトメントのレッスンでは、生まれつきもっているその人の天性の声を見つけていきます。
柔らかい声、鋭い声、高い声、低い声、ハスキーな声、クリアな声、、、
声質は人の数だけさまざまです。
天性の声質=声の個性、です。

グループでは、それぞれの天性の声を探しながら母音のトーニングをしたり、歌を歌ったりします。
声質を揃えたり、リズムを揃えたりなんてことは一切気にせず、それぞれが自由に心地よいポイントを探し続けます。
とても不思議なのですが、みんながそれぞれの天性の声を見つけて発揮したとたん、バラバラだった声がスーッと一つになって、信じられないような美しいハーモニー、バイブレーションが生れます。

私はそのバイブレーションを全身の皮膚・細胞で受けるのですが、
それがまるで天国にいるかのような素晴らしい体感なのです。

それぞれが個性を出し切ることで、同調化が起こり、高次元の素晴らしいハーモニーが生まれるのです。
声を合わせようと周りを意識しながら発声すれば、表面的にはきれいにそろっているように聞こえさせることはできるかもしれませんが、個性を出し切った先に現れるテレパシックな奇跡のハーモニーにはとてもかないません。
まさに天上のハーモニー【超ハーモニー】です。

声がそろわないときというのは、個性がぶつかり合っているのではなく、「正しさ」や「上手下手」にこだわるゆえに力が入っていたり、他人の声を真似て作った不自然な声になっていたりして、おのおの天性の声質が発揮されていない状態なのです。
つまり、「ネバベキ」の心が、その人の本来の声の魅力を殺しているのです。

個性を出し切るには、自分をさらけ出すこと。
「楽しい」、「氣持ちがいい」に全身をゆだね切ること。
そのためのアプローチを学ぶのが、ボイスエンライトメントです。まず、心を開く、身体を開くことからです。
「ネバベキ王国の緊張王子・王女」から「愛♡ランドの天真爛漫王子・王女」へ。
各自が一番心地よいと感じる発声を見つけたとき、必ず魅力的なハーモニーやリズム、一体感が生れます。





トーション・ハーモニック・クワイアが誕生します





天性の声で響き合うコーラスグループ、「トーション・ハーモニック・クワイア」が誕生します!
五月には初コンサートも行います。
詳細は次回、お楽しみに~!


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