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2019年11月26日

身体の中の「自然」を解放する

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ヒーリングボイスー魂を癒す声、愛の波動が乗った声が出せるようになるには、私たち人間の中の「自然」である身体がまず癒されなければなりません。それにはまず、野生の解放です。
※第1、第2チャクラの活性でもあります。

「自然」である身体、またそこに宿る魂が癒されることが、大きな意味で「地球の癒し」繋がっていることを理解していく必要があります。

私たちは自我が芽生え出す頃から義務教育を受けますが、6年間、長い人で9年間も「自然」である身体を毎日何時間もじっと硬い椅子に縛り付けられ、自我がそのようにプログラミングされていきます。

それは、「自然」である身体にとっては拷問以外のなにものでもありません。今、ADHD、多動性障害と呼ばれる子どもたち、そのまま成長した大人たちがたくさんいますが、彼らは病気ではありません。

「自然」である身体は、それにとって異常なこと(長時間じっとしていることを強要される)には本来従いたくないんです。

「じっとしていられないから動く」というのは、身体の「自然」の衝動に従っているだけで、ある意味正常なのです。

むしろ、プログラミングが成功して、身体の中の「自然」を抑圧し、野性的な存在である自分を忘れてしまったことの方が大、大問題なのです。

それによって、私たち人間は何を失ってしまったでしょう。生きる力、幸せに生きる知恵(叡知)、クリアな思考力、自尊心、健康(自然治癒力)、自然との調和的な関わり方、本当のぬくもりのある人間関係、真の美的感性、喜び、、、、

戦争や貧困、自然破壊が絶えない、反自然の今の文明は、そういうものがほとんど失われた私たち人間たちによって作られているのです。

私たちは人間であると同時に動物(野性的な存在)でもあります。その大切な自分の一部を一刻も早く取り戻す、思い出すことが、今一人一人に求められていることだと思うのです。

さて、私自身が自分の野生性を解放するために最も有効だったものをご紹介します。
・あくび体操
・野口整体の「活元」
・みくさのみたからの「ちのみちをとおす」
・ブレスワーク(過呼吸のような激しい呼吸を長時間続けるワーク)
・ジべリッシュ(頭で考えないで、口から出まかせに出てくる意味不明な言葉を発し続ける瞑想)・「嫌だ、嫌だ」と手足をバタバタさせて叫びまくるワーク。
・ロックなど、普段歌わない激しめの歌を熱唱する。
・原始的な即興ダンス

「活元」とういうのは、野口整体の創始者である野口晴哉先生が作られた体操法で、身体の力を抜き、頭で考えるのをやめて身体の内側から勝手に出てくる動きに身を任せ続けることで、無意識の運動(頭が発する命令をとおさない動き・錐体外路系運動)を訓練していきます。

意識をとおさない「意識を超えた」運動が起こることで、自律調整の働きが高まり、身体の歪みや滞り=感情の滞りが解消されていき、根源的な身体感覚が呼び覚まされます。

今読んでいる『ヴォイスヒーリング~魂を癒す歌』という本の著者の渡邊満喜子さん(日本のヴォイスヒーラーの先駆者のような方)も、
本の中で、何ページにも渡り、何回もこの「活元」について触れていました。

一昨年ぐらいに5,6回ワークショップで教えを受けた飯田茂美さんが提唱しているみくさのみたからの「ちのみちをとおす」も、
上に書いたブレスワークも、レッスンでご紹介している「もじもじ考」も同じように、意識を超えた動き(錐体外路系運動)のトレーニングです。

時々ブログを訪れている金沢のセラピストさん、菅波亮介さんがこちらの記事でご紹介しているAuthentic Movementというメソッドも、同じ原理です。

体を動かすのが嫌いな人のための「体育」
 
AUTHENTIC  MOVEMENT

あくび、のび、貧乏ゆすり、寝返りなど自然に出てくる体の動きは、すべて錐体外路系運動です。

私の場合は、地球や宇宙のエネルギーと自分の中の自然のエネルギーを出会わせるためにこういうワークをたくさんたくさんしなければなりませんでした。
この旅は、まだ終わったわけでもありません。

前述したように、私たちの身体は小学校(幼稚園?)から始まり、「意識的に生きる」ことの訓練をずっとしてきたわけなので、
その訓練がたくさんなされた人ほど、無意識に身体を解放するようなこれらのエクササイズから遠いところにきてしまっています。

身体に残されたプログラム(呪いといってもよい)を解くのは、本当に果てしない道なのです。

本来歌うことだって意識を超えたところからの動き(錐体外路系運動)なはずなのです。

しかし、今の日本の音楽教育は、「こうあるべき」に向かっていく「意識的な」訓練であり、
そのような訓練を受けた身体で演奏したり歌ったりして、
身体の中の「自然」の解放、魂の解放が起こることはまずありません。

ボイスエンライトメントで提唱しているトーション・ボイス(いのちの根源から出てくる声)の体得には、身体の中の「自然」の解放は必須なのです。

レッスンでは、あくび体操やもじもじ考はやっていますが、
もっともっと野生性を解放するために、大声を出したり、活元やオーセンティック・ムーブメントのようなエクササイズもこれから取り入れていきたいと思います。





グループ基礎レッスンのお知らせ

11月29日(金)
13:00~15:00
場所:川西市みつなかホール 第2セミナー室

11月30日(土)
18:00~20:00
場所:阪神芦屋から徒歩15分

12月13日(金)
10:30~12:30
場所:クオレヴォーチェなんばサロン

12月27日(金)
10:00~12:00
場所:四天王寺夕陽丘駅から徒歩1分

1月25日(土)
10:00~12:00
場所:ジャヤカフェ併設ヨガスタジオ(和歌山県橋本市)

参加費:3000円(月謝の方は5000円)


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